学校日記

大分県から本校へ学校視察がありました!

公開日
2025/02/21
更新日
2025/02/21

お知らせ

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本日、大分県教育委員会・中津市教育委員会等から本校に視察がありました。視察内容は「チーム担任制・教科担任制」の取組についてです。4月から全学年で導入したチーム担任制の実際について、その成果や課題についてたくさんの協議を行いました。

<高野チーム担任制のねらい>

○ 子どもたちの良さや頑張りを主担任だけでなく、学年団の複数の教員で多角的多面的に見ることができます。

○ 学級の交換授業や合同授業により、多くの子どもたちに学年団が関わりを深くすることで、日常的な指導や対応が即時にできます。子どもが相談や親しみやすい先生を増やことで子どもたちの困り感に寄り添います。

○ 教育活動の具体的な取組や考え方、指導等に学級間での差が出ないようにします。

<高野チーム担任制のイメージ>

☆ これまで学級担任が1年間通して行っていた、例えば、朝の会や朝学習、給食指導、帰りの会等の学級単位の活動について、学年団の教員が週に数回、学級を交代しながら担当します。

☆ 例えば、国語や算数、社会、道徳などの教科の担任を決めて、1組主担任が、2組の授業や学年全体の授業を担当します。授業の進度や学習方法、学習資料、プリントなども学年団で統一されることで、その準備や学級を超えての情報共有がやりやすくなります。

☆ 生徒指導などの児童間のトラブルなどは、担任団で共有し、授業や休み時間の様子について情報交換を行います。

☆ もちろん、これまで通り、スクールヘルパーの先生や生徒指導主事、児童支援担当も各学級・学年のサポートを行います。


【メリット】と感じる意見

〇学年団同士がお互いの学級を責任を持って見守る体制ができつつある。児童の情報が共有されやすくなり、生徒指導も素早く対応

 できている。 児童や学級状態の情報が共有され、ケース会で統一した対応が取れるようになった。 

〇若手や初めての担任は、具体的な支えあいがあるので厳しい学級でも踏みとどまっている。 

〇急な補教が出ても、教科担任なので授業に大きく穴が開くことが少なく、教育活動が止まらない。 

【デメリット】と感じる意見 
●時間割の調整が難しく、担任外の負担が大きい。特に主幹教諭 生徒指導の持ちコマが多くなりすぎている。 
●給食の交代には意識の中に抵抗があるため、よさを感じる工夫が必要。 
●保護者への「チーム担任制」「 教科担任制」を判断してもらう材料を十分に提示できなかった。効果を周知することが必要。