渋川記
- 公開日
- 2018/06/22
- 更新日
- 2018/06/22
弥生日記
6月5日(火)〜6日(水)と、
本校の5年生が海事研修(海の学習)にいきました。
瀬戸内海に面した渋川に一泊し、
「秩序」「友情」「実践」を信条に
集団生活と様々な体験をしてきました。
<一日目>
入所式を終えて
玉野海洋博物館に行きました。
子ども達は様々な海洋生物に目を輝かせていました。
中でも、ふれあいコーナーでは、
普段触ることのできない生き物(ウニまで!)を
間近に見ることができて、子ども達が大興奮でした。
次にクラスごとにカッターボートに乗り込んで、
カッター漕ぎに取り組みました。
自分たちの力だけで沖に出て、帰ってくるという厳しさに
目に涙を浮かべる児童もいたようですが、
みんなで協力し、今までにない大きな声を出して
一つのことを成し遂げた喜びに、子ども達は
口々に「楽しかったー。」
<二日目>
二日目は、地引網に取り組みました。
前後半に別れて2回。
大きな網を、他の小学校児童とも協力して引き上げました。
期待に胸を膨らます児童の前に現れた魚 1匹。
後半は、 6匹。
子ども達は、瀬戸内海の汚れ、環境汚染の影響を
肌で感じることができたようです。
海のない津山では、環境汚染を身近に感じる機会が少ないですが、
津山を流れる川の水が瀬戸内海につながっていることを知り、
この瀬戸内海の実態の原因が、
自分たちと無関係ではないと感じていました。
子ども達の感想からは、「ゴミを捨てない。」「環境を守る。」などの
環境意識の芽生えが見られました。
<最後に>
この二日間の学びを終え
「5分前行動を、声かけする児童が増えた。」
「話を聞く態度がよくなった。」など
学校に帰ってからの生活に意識の違いが見られたそうです。
二日間の集団宿泊体験を通して
一回り大きくなった
5年生の、これからの活躍が楽しみです!