非認知能力育成のための効果的な子どもとの関わり方
- 公開日
- 2024/11/05
- 更新日
- 2024/11/05
お知らせ
中山芳一先生から、以下の「非認知能力」を伸ばしていくための子どもとの関わり方を通して学校や家庭、地域で伸ばして欲しいと言われています。
① 子どもの興味関心を引き出す環境を作る。
非認知能力が伸びるタイミングは、子どもが何かに興味を持ったり、課題意識を持つところから始まります。そうした経験を通じて、子どもたちは「探究心、行動力、協力」の能力を形成していきます。
学校教育でも、児童に対して講義や知識詰込み型の教育を行い続ける先に、児童の探究心育成は見込めません。
グループワークやディベート等を活用することで、自分自身の興味関心に気付き、目の前の問いを考える思考や周囲との対話のプロセスを介すことで、非認知能力の向上を目指すことができ ます。
② 子どもが成功したら褒め、失敗しても責めない。
子どもは成功だけから学ぶわけではありません。失敗したことを責めたり、成功したりすることだけに着目してしまうと、子どもたちの自由な発想による学びや失敗から得られる経験がなくなってしまいます。
学校教育では、児童が自由な発想に基づき、成功や失敗を経験し、学びを深める過程の中で非認知能力の育成がおこなっています。