着衣泳
- 公開日
- 2018/07/13
- 更新日
- 2018/07/13
弥生日記
弥生小学校では、毎年4年生が着衣泳に取り組みます。
本年度も、4年生が衣服を着たままプールに入り、
浮かんだり、泳いだりしました。
これは、普段の生活の中で、万が一池や川、海などに
落ちてしまった時のために
衣服を着たまま水に入るとどのような状況になるのかを
体験するために行われます。
最初は、私服や体操着で入ることに興奮し、
楽しんでいた子ども達も、
5分ほど活動するだけで
「重い、重い。」と言い出しました。
水に入った時に、衣服が体にまとわりつき、
思ったように体が動かない恐さを体験しました。
次に、衣服を着たまま水に落ちた状況で、
泳ぐことよりも浮かぶことを目的に、
「10秒間チャレンジ」をしました。
たった10秒浮かぶことの難しさを実感し、
次々に足をついていました。
そんな中、一人の児童が、
濡れた衣服を利用して浮き袋を作って浮かんでいました。
それを見て、みんなでチャレンジをしました。
そんなこんなで、あっと言う間の45分でしたが、
着衣をしたままでの水泳と言う貴重な体験を通して、
水難事故の恐ろしさも、感じることができたのではないでしょうか。
この経験が生きる事態が起こることのないように、
川や池に子どもだけでは近づかないように声をかけていきたいです。