学校日記

(6年)「ちいばあちゃん」から戦争体験を聴こう!

公開日
2024/11/01
更新日
2024/11/01

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10月31日の総合的な学習「つやま(高野)郷土学」として、本校の小西先生のお母さんにご来校いただき、「ちいばあちゃんが子どもだった頃の戦争体験」について語っていただきました。90歳を超える「ちいばあちゃん」ですが、戦争当時の記憶もはっきりとしておられ、6年生の児童たちには大変興味内容であったようです。しっかりと話を聞き、次々と質問をしていました。当時、高野駅から戦地へ兵隊さんをにぎやかに送り出していたことも、戦争が激化し、戦死者が増えるにつれだんだんと、高野駅の送り出しも寂しくなり、子どもながらに「大変なことになってきた。かわいそうだあなあ」と感じていたようです。山の畑を耕し、石をひろって運んで食料をそだてても、すべては戦地の兵隊のところに送っていた記憶があると言われておりました。確か、高野小学校にも防空壕があったような気がする。B29戦闘機がはるか上空を飛んでいてぴかっと光っていて怖かったとも話されていました。6年生の児童からは、「改めて二度と戦争をしてはいけないと思いました。高野の方でもたくさん戦死した人がいるとわかりました」、「11月8日に学習発表会でも、ちいばあちゃんから聞いたことを心に入れて発表したいと思います、「広島や長崎だけでなく、自分に身近な場所でも実際に戦争で大変な生活を送っていたことがよくわかった」、「悲しいことなのに一生懸命話をしてくださりありがとうございました」など、遠かった戦争を身近に感じる貴重な機会であったと思います。

今、広島や長崎でも、語り部さんがいなくなっていると聞きます。今回のお話は大変貴重な学習でした。「ちいばあちゃん」、高野小まで来てくださり、誠にありがとうございました。