地域・歴史・なかまとつながる ~高田神社獅子練り保存会のみなさんから学ぶ~
- 公開日
- 2025/10/17
- 更新日
- 2025/10/17
お知らせ
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4年生は、高田地区で伝統的に受け継がれている獅子練りに取り組んでいます。
この日は、高田神社獅子練り保存会のみなさんにご来校いただき、太鼓のたたき方、笛の吹き方、獅子練りのしかたを教えてもらいました。
前半は、太鼓と笛の練習です。
先日、5年生から演奏の基本を教えてもらっていて、授業や休み時間で練習を重ねていました。
保存会のみなさんに笛の演奏を聞いていただき、より上手に吹く方法や速く吹くところ・ゆっくり吹くところなどを教えていただきました。
太鼓の打ち方は、姿勢、打ち方、速さ、回数など、お手本を見せていただきながら、練習することができました。
後半は、獅子練りの練習です。
左右の移動のしかたやもとの位置へのもどり方、獅子頭の動かし方や鈴の鳴らし方など、ていねいに教えていただきました。
雄と雌の獅子がお互いにかみ合う「継ぎ獅子」のけいこでは、手を添えてもらいながら教えていただきました。
最後に、保存会のみなさんに、たくさんのこどもたちがインタビューをしました。
Q:「高田神社の獅子練りは、いつからはじまったのですか。
A:「1300年まえから続いています。伝統的な獅子練りを、これからも引き継いでもらいたいです。」
Q:「獅子練りには、どんな願いが込められていますか。」
A:「地域の無事や、五穀豊穣といって『農作物がたくさんとれますように』と願っています。」
Q:「獅子練りをしていて、どんないいことがありますか。」
A:「『農作物がとれますように』ということや、子孫繁栄『こどもたちが元気に育ってほしいこと』です。なにより、地元の若者たちと獅子練りの練習をしていて、肌がぶつかり合い、声をかけあいながら、気持ちを一つにして仕上げていくと、みんなとなかよくなれるのが、いいことです。」
こどもたちは、獅子練りを通して、貴重な学びを得ています。