長野先生にインタビュー!4/22
- 公開日
- 2020/04/22
- 更新日
- 2020/04/22
お知らせ
今日は長野先生に、臨時休業中の社会科の学習方法を聞いてみましょう。家ではどのように勉強すればよいのでしょうか。
「社会科はよく暗記教科と思われがちです。『1192年に源頼朝が征夷大将軍になった』などの一個一個の情報を確実に暗記していくことは社会科を勉強していく上で確実に必要になるでしょう。しかし、全てを覚えていたとしてもそれらを頭の中で関連付けられないと、テストでは一問一答問題しか解くことができません。そこで、まずは
(1)社会科の興味を持った分野の本を読むこと、をおすすめします。僕は中学生の頃、『三國志』などの歴史物の本を読むのが好きでした。『三國志』なんて中学校では学習しないかもしれませんが、そこから戦国時代はどうだったのかと引っ掛かりができて、いろいろな分野を調べて知識をつけることにつながりました。そこで興味がわいてきたら次に、
(2)関連付けて覚えていく、段階に入ります。金閣を作ったのは足利義満、銀閣は?どっちが年上?なぜ銀箔でぬれなかったの?あ、応仁の乱で収入がなかったのか、という風に関連付けて覚えていくことで、さらに疑問がわいてきます。」
生徒のみなさんにメッセージをお願いします。
「現代は便利な時代です。20年前までは何かを調べようと思っていても、インターネットという手段はありませんでした。いまでは、AIに聞くだけで詳細な情報を知ることができます。その点、便利なスマートフォンの中には知識の海があります。まずは、興味を持ったことについて調べるところから始めてみましょう。」
ありがとうございました。