卒業式を終えて。3年生44人が久米中学校を巣立っていきました。
- 公開日
- 2026/03/14
- 更新日
- 2026/03/14
お知らせ
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3月13日(金)、第22回津山市立久米中学校卒業証書授与式を挙行いたしました。やわらかな光が差し込む春の日に、3年生44名が久米中学校を巣立っていきました。厳かな空気の中、卒業生一人一人の名前が呼ばれました。「はい。」と体育館に響く返事。その声を聞きながら、保護者の皆様は、3年前の入学式の日のことを思い出されたことでしょう。まだ少し大きめの制服に身を包み、不安そうな表情で校門をくぐった生徒たち。あの日の姿を思い浮かべると、堂々と卒業証書を受け取る姿は本当に頼もしく、大きな成長を感じました。この3年間、楽しいことばかりではなかったと思います。思うようにいかず悩んだ日、努力しても結果が出ず苦しんだ日、友だちと励まし合いながら乗り越えた日もあったことでしょう。しかし、その一つ一つの経験が、今の皆さんをつくっています。式の中で述べられた答辞には、仲間への思い、先生方への感謝、そして家族への感謝の言葉があふれていました。その中で語られた言葉が、私の心に深く残っています。「仲間と過ごしたこの3年間は、私たちの一生の宝物です。」学校という場所は、勉強をするだけの場所ではありません。人と出会い、人と関わり、人と支え合いながら成長していく場所です。久米中学校で過ごした日々の中で、皆さんはその大切なことを学んでくれたのではないかと思います。人生は、これからも決して平坦ではありません。努力がすぐに報われないこともありますし、思い通りにいかないこともあるでしょう。しかし、人を大切にしながら生きていく人には、必ず支えてくれる人が現れます。どうか、人を大切にする気持ちを忘れず、それぞれの道を歩んでいってください。保護者の皆様におかれましては、これまで子どもたちを温かく見守り、支えてくださいましたことに心より感謝申し上げます。子どもたちが安心して学校生活を送り、この日を迎えることができましたのは、ご家庭での励ましと支えがあったからこそです。本当にありがとうございました。また、地域の皆様には、日頃から本校の教育活動に深いご理解と温かいご支援をいただいております。登下校の見守りや地域での声かけなど、子どもたちは多くの皆様に支えられて成長してきました。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。式が終わり、卒業生が体育館を後にする時、保護者席の近くを通る生徒の姿を、目を潤ませながら見守っておられる方の姿がありました。その姿を見ながら、私は改めて思いました。子どもは、学校だけで育つものではありません。家庭があり、地域があり、多くの人の支えがあって育っていきます。卒業生の皆さん。皆さんの未来には、これから多くの出会いが待っています。迷うことや立ち止まることもあるでしょう。しかし、久米中学校で過ごした日々は、きっと皆さんの心のどこかで静かに背中を押してくれるはずです。久米中学校は、いつまでも皆さんの母校です。そして私たちは、いつまでも皆さんの応援団です。どうかこれからも、人を大切にし、人に大切にされる人生を歩んでください。卒業生の皆さんの未来が、温かく幸せなものであることを、心から願っています。ご卒業、本当におめでとうございます。