６年生は、横野和紙の卒業証書をつくるために、上田横野和紙制作工場にいきました。

　はじめに、上田さんから横野和紙の紙すきのやり方を教えてもらいました。

　これまで、こどもたちは 学校で何回か紙すきをしたことはあるのですが、上田さんの作業場で実際に使っている紙すきの道具を用いて紙すきをするのははじめてです。

　ムラができないように、慎重に作業をしていきました。

　紙すきの作業は３回おこないます。３回分を重ねて、１枚の和紙となります。

　こどもたちは １回目は緊張していましたが、２回目、３回目と作業をしていくうちに、次第に慣れてきているようでした。

　たくさんの放送局の方や新聞社の方が取材に来られていました。

　インタビューでは、卒業証書に対する思い、地域伝統の横野和紙への思い、体験した感想など、こどもたちは 自分のことばで しっかりと答えていました。

　自分だけの、世界でたった一つの卒業証書を手にするときが、とても楽しみですね。