学校日記

書の寄贈

公開日
2020/09/04
更新日
2020/09/04

学校日誌

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本校卒業生で書家の山下虔華(やましたけんか)さんから書の寄贈がありました。文は、平成23年に東日本大震災後、福島県を訪問されたブータンのワンチュク国王が小学生に贈られた言葉です。国王は、この文を紹介された後、次のように語られています。
「私たちの心の中に、人格という龍が住んでいるのです。歳をとって経験を積むとその龍も大きく、強くなっていく。大事なことは、自分の感情とか、湧いてくるものをコントロールすることです。」
山下さんは、子どもにも大人にも通じる素晴らしいお話なので、東小の子ども達にも知ってほしいと、この言葉を選んで書にしてくださいました。コロナとともに生きている今、「人格という龍」を育てていく必要があると、強く思っています。
また、同じく本校卒業生の歴史学者、山本博文さんのお母様から、書を納める縁額も寄贈していただきました。山本さんは有名な歴史学者で、著書も多数あり、角川学習漫画シリーズ「日本の歴史」「まんが人物伝」を監修され、ベストセラーにもなっています。
本校卒業生による今回の寄贈は、本校にとって大きな喜びであり誇りでもあります。子ども達にとっても一つの目標になるのではないかと思います。