「あなたは、そこにいるだけで素晴らしい」 そんな温かいメッセージが、体育館いっぱいに響き渡りました。12月2日（火）の人権参観日後に行われたPTA人権講演会では、NPO法人ミントハウス・助産院ミントハウスの東森二三子先生をお迎えし、4～6年生と保護者の方々に向けて『いのちのバトン』というテーマでお話しいただきました。東森先生が助産師として見つめてきた、数え切れないほどの「生命の誕生」の瞬間。 その経験から語られる言葉は、一つひとつが胸に迫るものでした。 親から子へ、脈々と受け継がれてきた「いのちのバトン」。 心と体が大人へと変化していく多感な時期だからこそ、自分の命の原点を知り、「自分を大切にする心」を育むことが何より大切だと教えていただきました。東森先生の「生きているだけで100点満点なんだよ」という言葉に、子供たちの表情がふっと和らぎ、安心感に包まれた様子がとても印象的でした。 子供たち、そして私たち大人にとっても、改めて「今、ここに生きていること」への感謝を感じる、宝物のような時間となりました。