「結びに気を付けて書きましょう」と先生に言われ、頑張って「はす」という字を書きました。習字は、子どもたちにとって難しい勉強です。
　「結びって、何ですか？」「丸く回って書かれている部分ですよ。『は』にも『す』にも、結びがありますね」「おむすびみたいな形だな」

　頑張って書くのですが、なかなか上手に結べません。
　習字の時間は、このように毎回悪戦苦闘します。でも、苦労することに意味があるのです。
　「粘り強さ」「できたときの喜び」、そんな大事なことが習字の時間で育っています。