神田先生にインタビュー!5/28
- 公開日
- 2020/05/28
- 更新日
- 2020/05/28
お知らせ
好天に恵まれ、青空に若葉が映えています。遠くからはウグイスの鳴き声が聞こえます。今日も元気に生徒が登校し、午前の授業が進んでいます。
「知らなかったことが分かるようになる」「できなかったことができるようになる」そんな喜びが感じられるような授業を私たちは目指しています。
本日は英語の神田先生に、どのように勉強すれば英語ができるようになるのかインタビューしましょう。
英語がなかなか聞き取れず、困っている人も多いと思います。どうすればよいのでしょうか。
「みなさんこんにちは。2年英語担当の神田です。わたしは【今こそ試してほしい!リスニングの勉強法】をお伝えしたいと思います。
みなさんはリスニング対策と聞いて、どんな方法が思い浮かびますか。
私は、「音声をまねして音読する!」ことが一番効果的だと思っています。
デジタル教科書や英語の先生の発音を、耳から聞こえたように発音してみてください。
発音できるようになると、自然に聞こえるようになります。
ではここで、発音の質問。
get up (起きる)
これはみなさん、何と発音しますか?
きっと「ゲットアップ」と読んだと思います。Good!
では実際に、ALTの先生などネイティブの方々はどう言ってるのでしょうか。聞いてみましょう。
「ゲダッ」
どうですか。英語では単語を一つずつ発音するのではなく、つなげて読むことで発音が変化するのですね。
この発音ルールに慣れて自分で言えるようになると、おもしろいくらい聞こえてくるんです。ちょっと楽しくなってきませんか?
みなさんに紹介したいエピソードがあります。日本人で初めてアメリカに住んだと言われるジョン万次郎も、耳から聞こえた英語をまねて発音し英語を習得したようです。江戸時代末期の話ですが、今のみなさんと同じくらいの年齢のことです。
彼は帰国後、その英語力で日本で活躍するのですが、彼が記述した英語辞典には、英語の発音を意識したカタカナ表記が見られます。
中でも「ホッタイモイジクルナ」は有名です。さて、これはどういう英語を意味するでしょうか?
分かった人や興味がある人は是非、神田まで。
※写真はジョン万次郎を紹介した英字パンフレットです。8年前に彼のゆかりの地フェアヘーブンという町を訪ねた時のものです。
リスニングテストでなかなか聞き取れない、という声を聞くことがあります。わたしも中学生の時そうでした。苦手を克服すべく、書く練習に加え「音声をまねして発音」してみると、リスニングが分かるようになってきたのでおすすめです。ぜひ、教科書の音読に積極的に取り組んでくださいね。
隣り合った音のつながりや変化については、2年生のNew Horizon14ページにも載っています。
みなさんと授業や日常の会話を通して、英語の勉強のきっかけが作れたらうれしいです。」
ありがとうございました。