学校日記

アンパンマンの勇気 5年生

公開日
2022/11/29
更新日
2022/11/29

お知らせ

 5年生の教室で子どもたちがノートにアンパンマンの絵を描いていました。何かなと思って見ると、国語の教材「やなせたかし〜アンパンマンの勇気」と言う教材の最初の授業でした。子どもたちにアンパンマンの絵をかいてもらい、イメージをノートに書き込んでいました。「やさしい」「自分の顔を食べさせてあげる」「ぬれると弱くなる」など様々な意見が出ていました。
 本文を読むとアンパンマンの生みの親のやなせさんは、父親が早く亡くなったことから叔父叔母夫婦に育てられました。実の親のように大切に育ててもらいましたが、何か淋しさを抱えた青春時代であったそうです。学校を出てやがて就職、その後戦争に徴用され多くの死に接します。その後「正義」とは何かとずっと考え続け、やがて自分が飢えていても「人に食べものをわけてあげること」が、「正義」なのではないかと考えるようになったそうです。アンパンマンが自分の顔を分け与えるのは、そのような考えがあるのかもしれません。これから子どもたちは、この教材を学んでいきます。アンパンマンの背景にある、やなせさんの人生を深く読み取ってくれたらいいなと感じた、授業でした。

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