(一宮小)👨🏫 3年生理科 公開授業レポート:「同じ体積でも重さは違う?」
- 公開日
- 2025/12/09
- 更新日
- 2025/12/09
お知らせ
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昨日、3年生の理科の公開授業を実施しました。この日の授業は、「同じ体積でも物によって重さはちがうのか」というテーマのもと、子どもたちが自ら実験を通して学び、考察を深めることを目標としました。
授業は、まず先生が身近な物を持ち上げ、同じ体積のものが必ずしも同じ重さではないことを問いかけるところからスタートしました。
子どもたちは、塩と砂糖を同じ体積(同じ紙コップいっぱい)だけ用意し、その重さを比較する実験を行いました。まずは実際に手に持って、どちらが重いか予想し、感じたことを共有しました。
その後、電子てんびんを使って正確な重さを計測しました。
実験の様子を記録したノートからは、子どもたちがしっかりと学びを深めている様子が伺えます。ある児童のノートには「しお90g さとう80g」「体積が同じでも物によって重さがちがう」と、予想と測定結果、そしてそこから導き出した重要な結論がしっかりと記録されていました。
授業では多くの子どもたちが積極的に手を挙げて発言する姿が見られました。
また、グループでの実験や個人での記録の際には、お互いに教え合ったり、真剣な表情でてんびんの目盛りを読み取ったりと、協力し合いながら熱心に取り組んでいました。先生が個別に机を回って実験をサポートする場面もあり、子どもたちの理解を深める助けとなりました。
この授業を通して、子どもたちは、物質が持つ体積と重さの関係性を体験的に、そして明確な数値をもって理解することができました。
今回の公開授業は、子どもたちが身の回りの現象に疑問を持ち、実験をし、結果から結論を導き出すという、主体的・対話的で深い学びを実現することができました。今後も、子どもたちが目を輝かせながら理科の学習に取り組めるよう、楽しい工夫を凝らした授業を続けてまいります。